LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその5
今回は、残りの大物の4つの機能ユニットとホイールリムキャップになります。
赤いレゴ部品もだいぶ少なくなりました。
目次
ドア
まずは左右のドアからです。
使用する部品点数が多いので、わかりやいところで2つに分割してみます。
ここでは水平の凹部にて分割してみます。
ドア下側の水平方向の凹部が、前方から流れるように沈んでいき、
後方はタテ傾斜で処理してあります。
手の込んだきれいな形状が再現されているのがよくわかります。
1:17スケールモデルなので比較的造りに余裕がでることもあって、
ドアの厚みにも2ポッチを使えることで細工ができる良さが出ます。
これよりも小さいサイズのクルマの再現になると、ドアの厚みが1ポッチとなります。
これでは、凹部を作ることができず、ステッカーでの処理となるでしょう。
黒色部品は共用部品となりますので、赤色ドアユニットから流用します。
ドアの全部が赤色ではなく、黒色などが入っているところは上手なところですね。
テール
ここは、かなり力が入ったところです。
8143セットの機能ユニットのなかでは、
エンジンかこのテールがナンバー1と思います。
どのように組み立てあるのか、わかりにくいのでもう少し分解してみましょう。
ポッチを上方向に積んでいく部分とポッチを横方向に積んでいく部分の
2つに分解できます。
フェラーリF430の大きな特徴であるテールランプ上部の
外観形状への張り出しをキチンと再現しています。
再現にあたり、通常のポッチを積んでいく方法では困難なので、
U字部品とはめ込み部品を組み合わせ、上手に再現しています。
銀色の丸い部品でエキゾースト(排気出口)を表しています。
この銀色丸い部品は表面にLEGOのロゴが入っています。
これをきちんと水平にしてみましょう。
細かいこだわりですね。
フロントノーズ
ここも機能ユニットをさらに分解してみます。
サイドの部分はボッチを上向きから水平向きに変えて積んでいきます。
F430の実車は、サイドがやや丸くなっているので、
できるだけイメージを合わせています。、
このような造りになっているところは、レゴ組立の楽しみの1つですね。
途中で、ブロックがうまくはまらない時がありました。
よく見るとブロック裏側の凹部分に小さな部品がはさまっています。
指先だけではどうしてもはずれません。固くはまってしまっています。
金属製クリップを伸ばして、引っ掛け取りました。
これまで経験したことはありませんでしたが、こんなこともあるんですね。
レゴの各部位寸法は、キチンと計算されたデザインになっていて
例えば、ポッチ間隔や厚さは、それぞれが関係をもって設定がされています。
そのあたりが影響していそうです。
タイヤホイールのリムキャップ
ホイールデザイン部分です。
フェラーリであることを、しっかり主張する非常に大切なところです。
このレゴ部品はフェラーリ専用です。
リムキャップを取り付けるホイールを見ます。
中心のハブ部分は、小さな丸形状が10コあります。
これはナットがたくさんあるように見えます。
大型トラックのタイヤの鉄ホイールのように見えませんか?
機能ユニットそれぞれ完成
赤色ボディのフェラーリF430の機能ユニットがこれで全て揃いました。
中には車台のように黄色が見えるものもありますが
赤色のパネル機能ユニットやエンジンが黄色部分を見えなくしてしまいます。
これで黄色完成品を分解し、そして赤色機能ユニットを作り終えました。
ここまで全く説明書を見ていません。
こんな遊び方も、レゴならではの楽しみ方かもしれません。
次回は、機能ユニットを組立していきます。