LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその6

今回は、フロントノーズ、ウイングについてレビューします。
クルマの最前面であることもあり、とても印象的な部分です。
目次
フロントノーズとは
クルマの先端部(ノーズ)のことで、
・クルマに影響する空気の流れをつくること
・衝突時の衝撃吸収部分となること
・車体とフロントウイングを連結すること
が大きな役割です。
実際のクルマでは、レース中に接触が起きやすく破損することが多いので、
交換が容易な構造になっていることも大きな特長です。
フロントノーズの再現
鋭利な形状をうまく造形しています。
全体に強度を持たせた剛性感のあるつくりをしています。

本来はウイングを支えるだけの強度があればよい場所なので
下部で強度のあるレゴ部品を使い、
上部はフレキシブルロッド(曲げが可能な樹脂製の棒)だけでも良かったと思います。
重要なゼッケンを入れるために、ステッカーの接着面をつくり、
接着作業工程での強度確保するためのものでしょう。
であれば、もっときれいに、タイル状の部品で構成したかったように思います。

上部はフレキシブルロッドは、長すぎますね。
脱着する部分で、縁切りしたかったです。

車体との連結は、2つのピン状の部品で、本物のクルマそっくりになっているので、
非常に惜しいと思います。
もっとも、更に下部で連結があるので、
実際には簡単に脱着できるわけではありませんが。

フロントウイングとは
クルマ前方部の羽根状の構造物のことで、
クルマに影響する空気の流れをつくることが大きな役目です。
操縦席からは非常に見えにくいようです。
2021年では、階段状に何層にも重なった形をしていますが、
このクルマF2003-GAの2003年頃は、多数階段状では無かったようです。
フロントウイングの再現
ほぼ平面状に造形しています。

実際のクルマでは、横方向は波打っているので、違和感があるかもしれません。
直線的な部品が多いレゴでは、非常に苦戦する形状です。
先頭から2列目に円形断面の部品で構成したのは、
丸みを帯びた実際のクルマをイメージしたのかもしれません。

両端の縦羽根は、厳密な再現となっていませんが、
イメージとしては、よくできていると思います。

今回のまとめ
外観形状は70点、
構造としては、脱着がけっこう本物に近いかな、との印象80点
総合75点と言うところでしょうか。
LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその5

今回は、コックピット(Cockpit)についてレビューします。
目次
コックピットとは
操縦席とその周辺のことを示めします。
フォーミュラ1レーシングカーの場合、
レースの勝利の為の操縦性・空力など外観形状、
これに加え事故災害等からの安全性などがコックピット性能として優先されます。
コックピットの再現
レゴ8386は大きく3つの構造から構成されます。
1)フレーム、2)外観パネル、3)操縦ハンドル です。

フレーム
非常に強靭な構造にしています。
これはレゴとしては50cmの大型の構造を支えるためであり、
また、後述するハンドル操作の剛性確保からだと思います。

外観パネル
パネル状のレゴ部品を用いて質量感を出しています。
一方で曲線的なところをゴム製のロッドで丸みで処理しています。
造形的には上手い処理だと思います。


ハンドル
実際のクルマでは、左右両側に操作グリップ(握り)と中央に操作スイッチ類が
配列された操作集中型のものになります。
レゴ8386では、1つのレゴ部品としてだけで再現されます。
ハンドルは一般大衆車の円形のものではなくW字形です。
この方が実際のクルマに近く、レーシングカーを実感できるように思えます。
部品の中央を観察してみると、いろいろな形状が配列されているので、
雰囲気があります。

ハンドルの操舵
ハンドルに直接接続しているセンターシャフトが前方に伸び、
これがタイヤの方向を操作するラックピニオンのギアへ回転方向の力を伝達します。
一方でコックピット後部のツマミとは、コックピット下部を通して連結されており、
ツマミの回転操作で、ハンドルとタイヤの方向操作ができます。
この辺りはレゴテクニックシリーズの手法で、非常に楽しいところです。

ペダル類
足元に目を移してみます。
ブレーキやアクセルのようなペダル類は存在しません。
しかしタイル状の壁にしてあるので、ペダルがあるような印象です。
この処理は非常に好感が持てます。

残念なところ、苦戦したところ
まず、大事なシートが存在しません。
また、サイドミラーもありません。
機能ユニットに分解するのも、今回は非常に苦戦しました。
今回のまとめ
コックピットの外観形状は70点
ハンドルは、操舵もできるので90点
でも大事なシート、サイドミラーが無いので、大きく減点。
総合で50点と言うところでしょうか。
LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその4

今回は、フロントサスペンションとステアリングについてレビューします。
今回の部分も、観察してみると、本物そっくりで驚きました。
目次
フロントサスペンション
サスペンション概要については、8386レビュー3と説明が同じになりますが、
道路の起伏を吸収するための装置のことで、クルマの安定性や乗車快適性を
向上させるものです。
本物のクルマであるF1レーシングカーのフェラーリF2003-GAでは
リアサスペンションと同じく、フロントもダブルウィッシュボーンを採用しています。
フロントサスペンションの再現
外観イメージは、リアサスペンションと同様、概ね上手に再現しています。
上下のアーム部分を、A字形状のレゴ部品を使っています。
実際のクルマの縮小スケールよりもかなり太くなりますが、
1:10のスケール通りに正確に縮小すると、
強度的にも、イメージ的にもバランスが崩れるように思われますので、
これは正しい選択かと考えます。
ただ1つ残念なところは、機構的に動作はしないところです。

フロントサスペンション動作改造の可能性
動作させる改造について、可能性を検討してみます。
レゴ8383は構造的としてはダブルウィッシュボーンそのものなので、
動作を制限している部分を、解除できれば、動作することになります。
観察すると、
動作を制限している部品群が2セットあることがわかります。
そこでこの部品群を除去してみます。

見事にダブルウォッシュボールの機構を再現できます。
ショックアブソーバーとバネがついていないので、減衰機能はありませんが、
逆に言うとこれを付けると実際のクルマを再現できるということになります。

ここで注目しておきたいことがあります。
アームリンク長さと、タイロッドリンク長さが同じに設定されていることです。
これは、かなり重要なことです。
と言うのも、同じ長さにしたことで、
サスペンションの動作とハンドルの動作が干渉を受けないようになります。

今回は改造はここまでにしますが、
レゴのバネ付きのショックアブソーバー部品を取り付ければ、
更に本物のクルマに近くなります。
ステアリング
進行方向を変える装置のことで、
運転手がハンドルを操作することで、タイヤの向きを変え、
進行方向を変化させるものです。
方式は、いくつかあります。
ハンドルの回転運動を、ラックピニオン構造の歯車で、往復運動に変換し、
タイヤの付近で、リンク構造で、旋回運動に変換し、タイヤの向きを変える、
が一般的な方法です。
ステアリングの再現
レゴ8386では、ラックピニオンとタイロッドを用いた本格的な構造で
タイロッド部品は軸受が球面軸受(3次元の動きが可能)になっている
非常に手が込んでいるものです。

外観からも見ることが可能で、
ハンドルの回転運動で、タイヤの向きが変わる、力の伝わり方がよくわかります。
今回のまとめ
本物のクルマの構造を再現しているので、80点
サスペンションが動作しないから、減点10点
でも改造するとできそうなので、加点5点
75点と言うところでしょうか。
(ちょっと厳しい採点かな。)
LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその3

今回は、リアサスペンションとリアのデファレンシャルギアについてレビューします。
市販価格が1万円ぐらいになると、全体的な造りは無論のこと、
各部分の造りも本物のクルマを意識しているようです。
目次
サスペンション とは
道路の起伏を吸収するための装置のことで、
クルマの安定性や乗車快適性を向上させるものです。
種類はたくさんありますが、
本物のクルマであるF1レーシングカーのフェラーリF2003-GAでは
ダブルウィッシュボーンと呼ばれる方式を採用しています。
サスペンションの再現
ダブルウィッシュボーンの外観イメージは、概ね良好に再現しています。
特徴的な上下の2つ黒色V字型アームをしっかりと再現しています。
スケール1:10を考えると、寸法的には十字断面の黒色ロッドが
近かったかと思いますが、
レーシングカーの象徴的な部分でもあり、平断面で少々大きく強調されたレゴ部品を
使うことは、むしろ良好だったように思えます。

さて、本来はこのアームがスイングするのですが、
車体側のリンク部分が、2本留めで固定されており、可動できません。
その関係もあってか、バネやアブソーバが再現されていません。
上下のアーム自身の弾力性たわみで、減衰機能を持たせてあります。

そんなわけで
外観は70%ぐらい再現され、機能的には20%ぐらいの再現、
と言うところでしょうか。
デファレンシャルギア とは
デファレンシャルギアとは、一般的にデフと略称で呼ばれます。
ハンドルを切ってカーブを曲がる際は、実は左右のタイヤの回転数は異ります。
内側のタイヤは、やや遅く回り、外側はやや早く回すことになります。
これは内側が小さな円、外側が大きな円の軌道となるからです。
これを強制的に同じ回転数にすると、ハンドルを切ってもクルマは
まっすぐに進もうとします。
エンジンからの1つの軸回転出力を左右2つのタイヤに回転伝達する場合、
うまく回転を分配する必要があります。
そこで、考え出されたのが、デファレンシャルギアの構造です。
機械的な構造で成り立っています。
デフの再現
レゴ8386では本物のクルマと機構的には、ほぼ同じ構造です。
機構的と言うのは、例えばこのギアに給油が必要なので、
油で満たされたケースの中に収まっているが、
ここでは再現されない、機構以外のことがあるからです。

サスペンションは外観再現だったのですが、
デフは機能的にも再現で素晴らしいですね。
動きを外から見ることができるのは、楽しくなります。
トランスミッション
フェラーリ製 セミAT・7速シーケンシャルです。
変速装置であるトランスミッションは、残念ながら省略してあります。
今回はここまでです。
LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその2

今回は、エンジンについてレビューします。
レゴ8386で設定されるエンジンは、
本物のエンジンの基本動作機能をしっかり再現しており、
機械工学の視点で非常に興味深いところです。
目次
本物のエンジンと基本仕様の比較
本物は
エンジン型式はTipo052、
V型10気筒2997ccの自然吸気式、バンク角92°
ボアサイズ φ85程度、ストローク50mm程度
レゴ8386F1エンジンは
V型10気筒約6000cc程度(計算)、バンク角90°
ボアサイズ φ9.5程度、ストローク8.5mm程度
1:10スケールに概ね整合しています。
ちょっと驚きですね。
(容積は2倍程度の差がありますが。)
LEGOエンジンの構成
構成される部品は6つに分類されます。
1)ブロックシリンダー(透明色)
2)ピストン(黄色)、
3)コンロッド(クレー)
4)組立式のクランクシャフト
5)ブロックシリンダーサポートプレート
6)インテークマニホールド&カバー(赤色)
部品点数は60コほどになります。全体の10%がエンジンになります。
シリンダーとピストン
本物のエンジンと同じようにピストンが往復運動をし、
その往復運動が、後輪の回転と連動します。
しかも透明のブロックシリンダーの採用で、
ピストンの動きが非常によくわかります。

単体のシリンダー(単気筒)を片側5コを連結し、
サポートプレートで、V型に固定することで、
V型10気筒エンジンの原型ができあがります。
このサポートプレートの存在は非常に重要で
エンジンとして成立する位置へ正確にブロックを固定し、
更にクランクシャフトの中心軸(出力軸)の軸受けの機能も有しています。
このサポートプレートはV型90°エンジンを作るときには、
必須のアイテムと思われます。

ブロックシリンダーの外周部には、フィンが設置されており、
一見すると空冷エンジンのようにもみえます。

ブロックシリンダーの上部には、ポッチが付いているので、
ヘッドシリンダー(ヘッドカバー)を設置できるようにも配慮があります。

コンロッドとクランクシャフト
この部分も本物のエンジンと同じ機構になっていて、
ピストンの往復運動をクランクにて回転運動にしています。
エンジン単体で動作させると、動きが非常によくわかります。

クランクシャフトは組立式となっており、
コンロッドもクランクのシャフトの構成部品の1つになっています。
この辺りは本物のエンジンとはちょっと異なります。

インテークマニホールド
V型バンクの中央部には、赤いタイル状の部品が設置されます。
インテークマニホールドとそのカバーを表現したものと思われます。
フェラーリエンジンの証の赤色を用いています。

まとめ
本物のエンジンに迫ったレゴの本気度に驚くばかりです。
このエンジンを組立し、完成品を眺め、そして動作させる、
これだけでもレゴ8386を入手する価値があるというものです。
LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその1

最近、このサイトではフェラーリのセットのレビューが続きました。
これまでレビューしたセットは、どれも発売されてから10年以上も経過しますが、
LEGOとしての魅力は全く衰えておらず、
更にフェラーリの魅力がどっかりとプラスされ、
やっている本人としては楽しくて、楽しくて、の状態です。
そして今回からは、いよいよレーシングカー、フォーミュラ1にいきます。
現在、組立したものを、飾ってあります。
せっかくなので、完成品からレビューをしてみます。
セットの特長
・フェラーリF1チーム全盛期シューマッハ搭乗のスケール1/10レーシングカー
・レゴレーサーシリーズだが、テクニックシリーズの志向も満載
・各機能ユニット、細部をレゴで忠実に再現。
目次
レゴ基本仕様
レゴ公式では、レゴレーサー(RACERS)シリーズです。
フェラーリ(Ferrari)のタグもついています。
そしてもっと言うと、今回の1:10スケールセットは、
何と、テクニック(Techinc)シリーズのと間違うかのような様相です。
F430など1:17スケールセットは、外観重視で、タイル部品を多用されました。
この1:10スケールセットは、機構重視で、歯車など可動部品が多用されます。

発売は、国際的には2004年です。
大きさは、1:10のスケールの全長約47cmにもなります。
部品点数は、738コです。
説明書は、横長の30cm X 21cm 1冊 88ページです。
その厚さ3mm程度、背表紙で製本されたものになります。
ステッカーは1枚です。主にスポンサーデザインです。
タバコ関係のスポンサーのものはありません。
カーナンバーは、”1”と”2”の両方あります。
好みに応じて選ぶことができます?
ちなみに、ドライバーは、
1が、ミハエル・シューマッハ
2が、ルーベンス・バリチェロ
セットの対象の方の年齢
化粧箱の表面には”9+”と記されており、レゴ社の推奨対象年齢は9歳以上です。
上限の設定をしていないのは、このセットが非常に趣味性の高いところを狙っていて、
メカに興味があって、クルマ好き、フェラーリ大好きな大人を
ターゲットにしたかと思います。
小学生低学年でも、組立ができるかと思います。
細かい部品が多数ありますので、特に小さいお子様の誤飲等には注意が必要です。
また、小さい部品は紛失可能性も高く、ちょっと厄介なことになりますので、
ご注意をしてください。
フェラーリF1(FERRARI F1 RACER)とは
自動車レースの最高峰の1つにフォーミュラ1レースがあります。
レゴ8386発売の2004年当時は、チームとしてフェラーリが参戦しています。
そのレースに出場したレーシングカーをモデルとして再現したものです。
2004年ころは、フェラーリの全盛期でした。
フェラーリのレーシングカーの性能は他チームより一歩先に進んでおり、
ドライバーはスーパースターのシューマッハがいて、
更にチームスタッフも優秀でした。
モデルとなったレーシングカー
8386の発売が、2004年ということで、推測の対象となるレーシングカーは、
F2002(2002年)、
F2003-GA(2003年)、
F2004(2004年)
の3つあたりのどれかと思われます。
(サイドのスポンサーステッカーからも、この3つが濃厚です。)
このうち、
F2004は、カーナンバーの ”1”が白抜きなったおり、
レゴ8386では、ステッカー”1”黒なので、ハズレです。
F2002とF2003-GAは、非常に微妙な違いだけで難しいですが、
リアタイヤカバー上の、スポンサーステッカーの ” B BRIDGESTONE”の位置から、
レゴ8386は、F2003ーGAと思われます。
但し、F2003-GAはF2002よりも形状が全体に丸みを帯びており、
その造形がレゴでは再現が難しく、この視点においてはF2002に
近いように感じます。

このF2003-GAは、2003年シーズンの第5戦から第16選に2台で
参戦し、12戦で7勝という、圧倒的な強さを誇っています。
エンジン
フェラーリエンジンと言えば、基本はV型12気筒です。
更にV型8気筒も相当数を製造しています。
で、このF2003-GAですが、V型10気筒です。
型式はTipo052、2997ccの自然吸気式です。
この頃のF1はどのレーシングチームもV型10気筒でした。
これ以前のフェラーリはV型12気筒でしたが、
レースに有利な、軽くて高性能なV型10気筒が採用され
途中でF1のレースレギュレーション(規定)もV型10気筒になります。
今回の8386セットは、機構部を有する可動品として
このV型10気筒エンジンを再現します。
後輪が回転すると、ブロックシリンダー内のピストンが上下に摺動します。
このブロックシリンダーは透明部品なので、とても綺麗で
またピストンの動きが良くわかります。

まとめ
・1:10の大型モデルで、テクニックシリーズの要素が満載
・実車モデルは、圧巻のフェラーリF2003-GA
・エンジンはV型10気筒を透明部品で再現し、綺麗で動作もする
次回からは、細かいところへ目を向けていきます。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその8

今回は番外編です。
黄色と赤色の2色を使ってボディデザインを楽しむことを企画します。
レゴでは1つのセットで異なるものに組替というのは、よくある手法です。
2in1と表記があるものがそれです。
レゴ8143セットでは、それとは異なり、
同じ形のボディを色の異なるブロックで組立とします。
これは非常に珍しい手法です。
この特徴を利用して、異なる色の組み合わせ(ここでは赤色と黄色)を
楽しんでみましょう。
目次
赤色ボディに黄色屋根
これは非常に簡単な事例です。
赤色の屋根を黄色に組替をし、組立をします。
これだけでも随分と印象が変わります。

この応用事例としては、
実車でみかける屋根の英国旗マークのようにタイル部品の色や並びなどをかえて、
デザインをつくってみるのも面白いでしょう。
赤色ボディへ黄色ライン
今度は、クルマ全体へ広げてみましょう。
クルマの左側へ黄色ラインを入れてみます。

できれば、フロントボンネットの中央やや左側にラインを入れたかったのですが、
ボンネットが1つの部品になっていて実現ができませんでした。
屋根のように、いくつかの部品で構成されていれば、
できたと思うのですが、ちょっと残念ですね。
このボンネットのように特殊部品と言われる一体ものの部品は、
強度や剛性、造形性で優れているのですが、
レゴというブロック組立の知的玩具という側面では、
組立で再現するという重要なことが省略され邪道かな、
と思ってしまいます。
ブロックのつなぎ目や段差、ポッチ凸がある方が自然かな。
レゴのアーキテクチャーシリーズでは、一体もの特殊部品を使わずに、
綺麗に再現しています。
デザイナーの素晴らしい表現力にいつも感動します。

次回に向けて
これで8143セットのレビューは一旦、終わりです。
最初は、3編ぐらいで終わる予定でしたが、
面白い遊び方を見つけてしまい、
ついつい、長くなってしまいました。
フェラーリの魅力を満喫できるこのセットは面白いですね。
次も引き続きフェラーリを狙ってみます。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその7

今度こそ機能ユニットを組立し、完成させたいと思います。
前回までのところでは、
塗装の前工程までの車体の組立の部分とエンジンを含むリア駆動ユニットの
2つのところを組立てました。
実車の組立工程と同じように機能ユニットを上手にはめ込めができるようにするには
レゴ機能ユニットの形ををもう少し考えないといけないです。
これは、都度やっていきます。
目次
フロントのタイヤまわり
フロントタイヤの軸受け部分を車体のアンダーパネルに組立をします。
操舵の機構がないのでちょっと残念ですね。

レゴ8143セット固有機能のメンテナンス用スタンドも並行して組立をします。
実は、ここが非常に厄介なところです。
実車にはこのような装置が無いので、組立を考慮する必要がないこと、
それから、スタンドのしくみがタイヤの軸受けを構成する部品の組立を
制限することがあります。
リア駆動ユニット
ここは前回、組立をしました。
しかし、実車の組立イメージと異なるので、もう少し機能ユニットの精度を高めます。
そのために、アンダーパネルを組立します。

リア駆動に対してエンジンを載せます
前回組み立てたり悪どいよりも少しボリュームが大きくなります。

さあ、このリア駆動ユニットを車体に組み込みます。
今回の組立の中で、一番のハイライトシーンです。
写真のようにリアの駆動ユニットを車体にうまく組み込むことができます。

とは言うもののタイヤハウスなど外装のパネルを一部取り外しないと
いけない部分もやっぱり出てしまいます。


テールまわり
実車の塗装工程の後に組立を行う樹脂製の部品などを取り付けていきます。

下部に取り付くエアディフューザーの再現は8143セットの特長です。

続いてバンパーまわりの大きな機能ユニットを取り付けます。
実車の組立工程ではテールランプなどの電装系機能ユニットは、
単独で組み立てることになっているかと思いますが、ここは省略します。


スポイラーも取り付けます。
テールはこれで完了です。
フェラーリ独特なデザインである四つのテールランプの造形再現は
かなり力が入っているように感じます。

フロントバンパーまわり
フロントのバンパーなどを組立します。
車体側で既に組立をしたレゴ部品を一部取り外す必要もありますが、
そんなに手間はかからず、簡単にできます。


キャビン内装
キャビン(乗車室)の中の内装を仕上げる工程では、
実車の場合はドアを外して行います。
今回のレゴ8143セットでは、ドアを取り外すことが非常に困難です。
そこで簡単に取り外しができる屋根の部分を利用した組立を行うとします。

まず運転席のシートを取り付けます。
座席と背もたれの2つの機能ユニットを組立します。

続いてハンドルとダッシュボードです
さらにサイドミラーを両側につけます。
F433の赤色ボデー車では白色サイドミラーが存在し再現しています。

ホイール
最後にタイヤを取り付けていきます。
このホイールのデザインはフェラーリ専用です。

完成
完成いよいよです。
レゴ8143セットは本当に美しく仕上がります。
今回は完成品だけでなく、
組立工程も実車の組立工程を意識して行ったことで、非常に楽しむことができました。
これはスケール1:17のだからできる大きな特長と言えるでしょう。

ところで気になるところがふたつ
実はシャフト部品が1つ余ってしまっています。
これはリアのスタンド用の部品です。
リア駆動ユニットの組立方法を優先したため、
どうしても組み込むことができませんでした。

それからもう1つ、
ステッカーの劣化です。
エンジン上部の”ferrari”ロゴステッカーですが、かなり劣化が進みました。
直射日光は避けましたが、
昼間はどうしても明るく、それが15年近くも経過すると。
やっぱり印刷がいいですね。
私がステッカーをあまり貼らないのは、このような理由もあるからです。

LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその6

今回は、前回までで製作した機能ユニットを、順次組立し完成させる予定でした。
実車の機能ユニットや製造工程を調べてみると、
今回やろうとしている方法は、かなりの相違があるのがわかりました。
そこでもう一度原点に立ち戻り、実車に近い形で進めることにします。
目次
まえおき(ここからの組立の進め方について)
ここまで実車のフェラーリのクルマの作り方を踏襲して
レゴ8143セットを組立を進めてきたつもりでした。
しかし、いろんな情報を入手すると、
今のやり方では機能ユニットとしては、正確性に欠けていることがわかりました。

どこが正確性に欠けているかと言うと、大きく2つあります。
1つは、キャビン(乗車室)が、一体ものになっているか、
もう1つは、エンジンとリア足回りがリア駆動ユニットとして一体のものになっているか、
です。
キャビンについては、
前回までに製作した外装部分の各機能ユニットを、
キャビンとして組立していけばできそうな感じです。
さらに言えば、
ボディを構成するフロントとリアをキャビンと連結させいきます。
この状態は実車では金属部品で構成され、次に塗装の工程に入ります。
ドアなどの可動部分も一緒に塗装をし、色のわずかな違いも無いようにします。
一方、リア駆動ユニットはかなりの苦戦が予想されます。
リア駆動ユニットのリア車軸を支えているフレーム状のレゴ部品は、
メンテナンス用のスタンドの軸受も共用しています。
さらにアンダーパネルの連結機能を持たせています。
そのためこのフレーム状のレゴ部品は長いものが採用されています。
この部品をリア駆動ユニットに使うと、その後の組立が相当な困難が予想されます。
実車の組立工程では、このような構造はあり得ません。
今回は、レゴの完成品だけを楽しむわけではなくて、
実車と同じような機能ユニットの構成を再現し
その機能ユニットをクルマとして完成組立し楽しむことなので、
これで進めたいと思います。
むしろ、多少の無理をしても、実車の製造工程に準じた再現ができるというのは、
1:17のスケールモデルならではの魅力だと思います。
ちょっとまえおきが長くなったので、これぐらいにして・・・
リア駆動ユニット
エンジンとリアの足回りは、本来は別々のものです。
実車の組立ラインでは、エンジンとリア足回りは事前に組立が行われ、
一体となった機能ユニットとして、車両へ組立されます。
そこで上述のとおり、今回はこのイメージを形にしてみます。

実車ではこの段階において、ホイールは取り付いていません。
しかし、リアのディスクブレーキは装着されています。
そのイメージを出すためにゴム部のタイヤは外し、取り付けてみます。

リア軸の中央部にはギアボックスのようなブロックが設定されます。
エンジンの位置、エンジンの出力の位置、その出力から後輪軸の位置、
これらがきっちりと寸法が出てるんじゃないかなと思えるような構成をしています。

こうして見るとデモのブロックを見えないところにおいても
いろいろ工夫して実車に近い形で再現してるのはよくわかります。
リア車軸の中央部のギアボックスがあったなんて
完成品はおろか、組立ての途中でも全くわからないですよね。
フロント足回り
ここは操舵の機能やあサスペンションの設定がなく、車軸と軸受けがあるだけです。
ここはそんなに力も入ってないことなので、簡単に組立して終わりです。

ボディ
実車では、ボディは金属製で、ボディを組立をしてから塗装をします。
今回のレゴ8153セットでは、主に外観赤色がボディーとなります。
機能ユニットとしては、ドアや屋根などのキャビン部分、
ボンネットやタイヤカバーなどのフロント部分
エンジン部分のリアハッチバック、タイヤカバーなどのリア部分、
の3つとなります。

まず、骨格の中心であるキャビンを完成させます。
8143セットでは、特に左右側面になるドアとのツナギが弱いので梁を作るとします。
接地する下端の高さが不揃いなので、下にプレートを敷くようにします。
これらを実施することで、剛性があがって、組立中の破損が対策できます。


次に、リアを組立します。
リアホイールのパネルをつけてきます
ここも設置面の高さが異なっているのでフラットなパネルで補強をします。
エンジンのリアハッチについても設置します。


続いてフロント部を組み立てていきます。
剛性不足解消するためにフロントのダッシュボードについても
組むようにして行きます。
フロントホイールのカバーについては片持ちのポジションになりますけれども
ブロックを挟み込むような構造になっているので強度的には問題ないと思います。


これで金属部分の組み立てが終わりました。
実車ではこのような状態から塗装ブースに入れて
ロボットで吹き付けエアガンで塗装するようになります。

レゴ黒色部品を取り除くと、わりとすっきりして分かり易かったと思いますが、
ボディーの剛性を考慮すると、非常に難しい作業になるので、これで良し、とします。
自分でも、相当手の込んだ遠回りしたな、と思います。
今回はここまでとします。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその5

今回は、残りの大物の4つの機能ユニットとホイールリムキャップになります。
赤いレゴ部品もだいぶ少なくなりました。

目次
ドア
まずは左右のドアからです。
使用する部品点数が多いので、わかりやいところで2つに分割してみます。
ここでは水平の凹部にて分割してみます。
ドア下側の水平方向の凹部が、前方から流れるように沈んでいき、
後方はタテ傾斜で処理してあります。
手の込んだきれいな形状が再現されているのがよくわかります。

1:17スケールモデルなので比較的造りに余裕がでることもあって、
ドアの厚みにも2ポッチを使えることで細工ができる良さが出ます。
これよりも小さいサイズのクルマの再現になると、ドアの厚みが1ポッチとなります。
これでは、凹部を作ることができず、ステッカーでの処理となるでしょう。
黒色部品は共用部品となりますので、赤色ドアユニットから流用します。
ドアの全部が赤色ではなく、黒色などが入っているところは上手なところですね。

テール
ここは、かなり力が入ったところです。
8143セットの機能ユニットのなかでは、
エンジンかこのテールがナンバー1と思います。

どのように組み立てあるのか、わかりにくいのでもう少し分解してみましょう。
ポッチを上方向に積んでいく部分とポッチを横方向に積んでいく部分の
2つに分解できます。

フェラーリF430の大きな特徴であるテールランプ上部の
外観形状への張り出しをキチンと再現しています。
再現にあたり、通常のポッチを積んでいく方法では困難なので、
U字部品とはめ込み部品を組み合わせ、上手に再現しています。

銀色の丸い部品でエキゾースト(排気出口)を表しています。
この銀色丸い部品は表面にLEGOのロゴが入っています。
これをきちんと水平にしてみましょう。
細かいこだわりですね。

フロントノーズ
ここも機能ユニットをさらに分解してみます。
サイドの部分はボッチを上向きから水平向きに変えて積んでいきます。
F430の実車は、サイドがやや丸くなっているので、
できるだけイメージを合わせています。、
このような造りになっているところは、レゴ組立の楽しみの1つですね。

途中で、ブロックがうまくはまらない時がありました。

よく見るとブロック裏側の凹部分に小さな部品がはさまっています。

指先だけではどうしてもはずれません。固くはまってしまっています。
金属製クリップを伸ばして、引っ掛け取りました。
これまで経験したことはありませんでしたが、こんなこともあるんですね。
レゴの各部位寸法は、キチンと計算されたデザインになっていて
例えば、ポッチ間隔や厚さは、それぞれが関係をもって設定がされています。
そのあたりが影響していそうです。

タイヤホイールのリムキャップ
ホイールデザイン部分です。
フェラーリであることを、しっかり主張する非常に大切なところです。
このレゴ部品はフェラーリ専用です。

リムキャップを取り付けるホイールを見ます。
中心のハブ部分は、小さな丸形状が10コあります。
これはナットがたくさんあるように見えます。
大型トラックのタイヤの鉄ホイールのように見えませんか?

機能ユニットそれぞれ完成
赤色ボディのフェラーリF430の機能ユニットがこれで全て揃いました。
中には車台のように黄色が見えるものもありますが
赤色のパネル機能ユニットやエンジンが黄色部分を見えなくしてしまいます。

これで黄色完成品を分解し、そして赤色機能ユニットを作り終えました。
ここまで全く説明書を見ていません。
こんな遊び方も、レゴならではの楽しみ方かもしれません。
次回は、機能ユニットを組立していきます。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその4

今回から組立のはいります。
赤色ボディのモデルを組立したいと思います。
やり方は2つあって、
1つは、説明書の通りに最初から組立する基本的なやり方法と
もう1つは、黄色ボディの機能ユニットを赤色に組立直し、
赤色機能ユニットを完成組立するやり方です。
どうせなら、機能ユニットで行う実車の組立のように進めるのが面白そうです。
構成部品数が少ない簡単な機能ユニットを先に組立し、
残った部品が少なくなったところで、複雑で部品探しに時間がかかってしまう大物を
比較的短時間で組立する方が、分かり易く、何よりも楽しく進められそうです。
目次
しまってある赤色ブロックの捜索
まずやらないといけないのは赤色のボディ色のレゴブロックを
しまってあるところから引き出してくることです。
私はファスナー付きの透明ビニールの袋に入れてあります。
すぐにわかるようにセット番号と名称も入れておきます。

赤色部品はこんな感じです。

中には前回組み立てて全然ばらしてないようなのもありますね。
では、その辺りから組み立てていきましょうか。
サイドミラー
最も簡単なパーツなので、まずここからと思っていきます。
と、思いきや
前回組み立てたままで分解してない状態でした。
手抜きをしていました。
サイドミラーは、ボディの赤色と同色でなく、白色なんですね。


キャビンの屋根
取扱説明書を見なくてもなんとかなっちゃいそうです。
基本的には、黄色い部分でできているものを赤い部品を探して、組立するだけです。
屋根の内側の部分は黒色部品になっています。
黒色部品は、代わりになる物が見当たらないので、
共用する部品ということがすぐにわかります。



そんな、かんなで、屋根については比較的簡単に黄色から赤色に移行することが
できました。
というわけで、ここから先の組立も、このような調子で進めていくことに
なりそうです。
フロントのボンネット
ここも先ほどの屋根と同じように黄色い部品に対して
赤色部品を探してそれを組立するいう手法をとります。
黒色部分については、そのまま流用します。

全部を分解してしまうよりも、少し分解したら赤色部分を少し組立し、
それをいくつか繰り返すように進めていくのが、分かり易いですね。
黄色ボディーに赤色の塗装ペイントでボディを塗り直すというような
イメージでしょうか。

Aピラー
運転席正面ガラスの窓枠(柱)であるAピラー。
黄色部品のところは赤い部品で作ってみます。
残りの黒いところは黄色いところから黒い所へ移植すればそれで終わり。

エンジンルームのリアハッチバック
ここも手法は全く同じです。
交換して使わなくなった黄色部品は一ヵ所にまとめておきましょう。


フロントタイヤハウス
ここも簡単。

リアタイヤのハウス
ここは左右対称形状に2つのものを一対作ります。
今までの機能ユニットと比べ部品構成がたくさんあるので、
対の片方の黄色部品を分解して、
どんな部品が使われているか確認し、部品を集め、
もう片方の黄色部品を参考にして、赤色部品で組立していきます。

最後にに、参考にした黄色部品を分解して赤色部品にしていきます。
外観の部品はこのようにしていくと割と簡単に作れてしまいます。

ここまで来ると残っている部品もかなり減ってきます。
今回はここまでとしましょう。

LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその3

今回は分解をしたいと思います。
部品を一つ一つバラバラにするのでなく機能ユニットごとにまとめたいと思います。
1:17スケールは実車の主要機能ユニットがキチンと再現されることがわかります。
さてレゴ8143にはメンテナンス用にスタンド機能が付いているので
それを利用して進めて行きます。
メンテナンスの作業の雰囲気が出ます。
目次
タイヤ
このレゴにはメンテナンス用にスタンド機能がついているので、
それを早速利用したいと思います。
スタンドを上げるということで、まずはタイヤを外してみます。
車軸受けについてはラダー状の部品の上に乗っかっています。
サスペンションの機能は付いていません。

ホイールはフェラーリ F 430専用のレゴホイールキャップ部品が装着されます。
なんと、贅沢な仕様なのでしょうか!
タイヤは横幅で扁平率が非常に低いものが採用されています。
実測すると幅42mm、高さ6mmなので、扁平率は『14』です。
実車でここまで低いものは、見かけません・・・。

それから、実車のF430は前後のタイヤのサイズが違います。
レゴ8143では、残念ながらそこまでは再現されていません。
エンジン
エンジンを一式そのまま車体から外そうと思います。
後ろのタイヤを外したスペースから指を突っ込んでエンジンを持ち上がると
簡単に外せます。


インテークマニホールドなど上部で完成後にも見える外観の部分については
よく再現できています。

実車はV型8気筒ですが、レゴ8143のエンジン単体では表現できていません。
インテークマニホールド部品の下部はポチが4列になっていて、
片側4気筒の実車の通りになっています。
レゴ8652エンツォフェラーリのように
丸部品を片側4列に配置するといいかもしれません。

現在のクルマの動力はガソリンエンジンが主流です。
しかし脱炭の方針が示され、ガソリンエンジンがEVにとってかわることに
なりそうです。
フェラーリ車においてもEV開発に着手されたようです。
何年か先にはレゴからエンジンという組み立てがなくなってしまい、
モーターというものになるのでしょうね。
エンジンは機能美と言うものがあり、レゴではそれを再現しています。
さてモーターの機能美とは、どういったものになるのでしょうか。
上部の外観パネル類
屋根とテール部分をはずします。
後ろのタイヤのカバーパネルを外します。
比較的簡単に、ごっそりと外すことができます。

テール
ランプ類がついた上の部分と
マフラーやバンパーがついた下の部分に分割されます。
レゴの構造としてはごく一般的なものですが、
実車の特長をよく再現したきれいな構成です。

キャビンの中
屋根などが外れるとキャビンの中がよく見えるようになります。
シートが一つ、助手席にはスタンドの操作レバー(黄色部)がついています。

ジャッキアップはリンク構造になっています。
レゴテクニックシリーズのような機構学的な要素を採用しています。

シート
バケットの部分を強調し、スポーツタイプであることがよくわかります。

座席と背もたれは、機能ユニットとしては連結はされていません。
背もたれにはリクライニング機構が付きます。
車体に組み込んだ時にはスペースが少なく、
リクライニングの部分は、ほとんど可動ができるような状態ではありません。

ハンドル周り
ハンドル専用のレゴ部品が装着されます。
外観上は、非常にきれいに見えます。

ハンドルから先は、タイヤの方向を変える操舵用のロッドがあるわけではありません。
相応な空間が空いているので
ここに操舵の機能を追加することはできるような気がします。

車体
タイヤの軸受部とその周辺だけを見るとラダーフレームのように見えます。
しかし、全体を見るとそれぞれのラダーは連結されているわけではなく、
基本的にはモノコック構造であることがわかります。

車体の後方下部について見てみます。
ここにはディフューザーがキチンと再現されます。
レゴ8143では可変式になっています。

機能ユニットの全貌
機能ユニットごとに分解することができました。
1:17スケールになると機能ユニットがまとまるので、
目的をもって分解することも、非常に楽しくできますね。
改造する楽しみも、進みそうです。

まとめ
・メンテナンス用にスタンドがあり、この利用で分解の雰囲気が高まります。
・機能ユニットごとに分解するにも非常に楽しめるセットである。
・改造もできそうなセットである。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジその2

今回は、黄色車両の外観です。
1:17サイズともなると、レゴでの再現の幅が広がり、
実車のそれぞれの構成を、しっかりと作り込んであります。
目次
サイドビュー
非常に魅力的な形状をしています。
上部のラインは、フロントからテールへ流れるようなラインです。
ブロック玩具の特徴であるブロックの連結では非常に難しい部分ですが、
レゴの大きな特長である多彩な連結方法をうまく使い、
角度が自由に変わる連結方法を採用して実現しています。

タイヤは大きなサイズに見えます。
走りにこだわったクルマということを印象づけています。

サイド下部のエアインテークのへこみは
F430の特長なので、キッチリと再現します。

フロントビュー
横幅が広く、重厚感があります。
バンパーも大型です。
前方の柱(Aピラー)は内側に倒しています。
このあたりは、クルマの外観全体に大きな影響を与えるので、
角度調整ができる部品を使って再現しています。

サイドミラーもしっかりと設定します。

テールビュー
4灯のテールランプは上部丸部を外観に残すフェラーリの特徴を再現します。
下部のエアディフューザーもしっかりと再現しています。
細いところだと牽引用のフックも付いています。

中央に銀色のエキゾーストパイプもありますが、
他の部分の出来が良いので、表現がやや物足りなく感じてしまいます。

テール上部ビュー
ここも綺麗に再現されます。

カバーを開くとここはエンジンの独壇場です。
V型12気筒のエンジン、再現の構造はF4300スパイダーと同じと思われます。
但し、チャレンジのエンジン外観色は”ブラック”です。

私は極力ステッカーを貼らないようにしていますが、
ここはあえてステッカーを貼っています。
貼ってから10年以上も経過していますので
経年劣化が進み、傷みも目立ちます。

キャビンビュー
屋根を開閉できるようにつくってあるので、室内を確認できます。

ハンドルはギア部品でなく、キチンとハンドル用部品を採用しています。
操舵の機構構造は、残念ながらありません。
シートはバケット形状、リクライニングも可能です。

サイドミラーは可変式で収納することができます。

床下ビュー
レーシングカーということでか、ジャッキアップが可能になっています。
助手席側のレバーを倒すと、車体下部のスタンドが4本立つようになっています。

まとめ
・外観全体は、実車のイメージをきれいに再現している。
・細かいところまで、非常によく作り込んでいる。
・可動部もいくつかあるが、操舵等の機構構造は期待できない。
次回は、分解してみたいと思います。
LEGOレゴ8143フェラーリF430チャレンジ

今回は黄色のフェラーリです。
セットの特長
・変則的な2in1で、黄色いボディと赤いボディの2つを作ることができる。
・大人の両手サイズで、実車をよく再現している。
・可動部が比較的多く、組立完成後も内部を楽しむことができる。
今回の方針
1)手元に完成品が用意されているので、まずは完成品をレビューします。
2)分解しながら機能ユニットの造形をレビューします。
3)次にもう1つのモデルの赤色を組立します。
4)赤色の組立完成のレビューをします。
5)もし可能なら、1:17 F430スパイダーとの違いの検証をします。
なお、ステッカーについては極力貼らないようにしています。
後述しますけれども経年劣化します。
レゴの再分解組立及び他のへの流用が非常に困難になります。
レゴ基本仕様
2007年発売で、大きさは、実車の1:17のスケールです。
部品数は690コ、
説明書2冊27cm X 20cm、赤色56ページ、黄色48ページ(2モデル掲載)です。
F430チャレンジ とは
フェラーリ社が開催する自社ワンメイクレースのフェラーリチャレンジレースがあります。
このレースは、初級者から上級者までのいくつかのクラスが設定されます。
フェラーリをレーシングドライバーとして乗ってみたい人のためだけ企画レースです。
F430チャレンジは、このレースのために、F430を大幅に仕様改造した専用車両です。
2007年から2010年の間に、製造されました。

LEGOレゴ8652組替フェラーリF333SP組立レビュー後編

副題=V型12気筒エンジン搭載の再現はできるか?
前回の続きで、8652セットの組替モデルF333SPのレビューです。
V型12気筒エンジンは、F333SPの正規説明書組立では再現がありません。
しかしF333SPの大きな特徴なので、
レゴ8652メインモデルのエンツォフェラーリで作ったエンジンを
できるかぎり原型を保ち、これを搭載できるように進めます。
目次
後部カバー その1
エンジンエアインテークのベース部分を作ります。
早速エンジンが干渉するのでエンジンを降ろします。


バックミラー
タイルパネル部分がミラーとして使うことになります。
エンジン中央部に使用しているところです。
ここはミラーを優先してエンジンから取り外します。

フロント
フロントのノーズ部分の製作になります。
ここでもエンジン関連で障害がでます。
V型エンジンのVバンクを作る角度部品をノーズ部分で使うことになります。
この時点では、組立せず、先送りすることにします。

余った部品で、なにかできないか考えてみましたが、
最終的に、このフロントノーズの角度を付けるために方策が無いので、
正規の説明書通りの部品構成で組み立てることとし、
やむなく、エンジンから、角度部品を2つ抜きます。


エンジン
角度部品を2つ抜きました。
中央部を角度部品の代わりに丸型ポッチ部品の長いもので組立してみました。
赤いパネルでヘッドカバーを構成しています。
このパネル部品は、必須の部品となります。
後で取り付ける後部カバーとの干渉しますが、カバー側で対応します。

後部カバー その2
エンジンを載せ、リアスポイラーを組立していきます。
スポイラーのベースの部分が後方に下がってしまいますが、
取り付けの位置を変更します。

エアインテークとなる上部に突き出す三角形状は、
パネル重ね合わせで、角度部品が必要になります。
ここは、黒いペグ部品で代用します。

完成
横から見ると非常にスタイリッシュな形をしています。

リア周り非常に綺麗にできていて、秀悦と感じます。
エアインテークやその両側の水平のエンジンカバーは良好に再現できています。
大型のリアスポイラーも良くできています。

正面から見るとなかなか精悍です。
ただ、細かく見ていくと、ちょっと違和感もあります。
ヘッドランプは、エンツォフェラーリに合わせたので、
F333SPとは若干異なる印象です。

また、実車で空力を考えたフロント流線形状は、
レゴ部品のつなぎ目で滑らかさが、無くなっています。

サイドのエアインテーク部分はしっかりと再現されています。
エンツォフェラーリの造りには及びませんが、
サブモデルでここまでできるならうれしい限りです。

バックミラー、フロント風防、キャビンの保護バーも
しっかりと再現されます。

最後に、
搭載をこだわったV型12気筒エンジンですが、
完成するとあまり見えませんね。
正規の説明書では再現を省かれたのも、仕方ないかな、って感じです。
しかし、自身の気持ち的は、
”たいへんよくできました”
です。

まとめ
・サブモデルとしては、よく再現できたモデルである。
・各ディテールもF333SPの特徴的なところは、ほぼ再現している。
・フロントは苦戦の後が垣間見られ、一方リアは秀悦である。
・V型12気筒エンジン搭載は、”再現できます”