LEGOレゴ42101レースカーの組立レビュー
セットの特長
・2in1セットの組替サブモデルで、レースカーです。
・説明書は同梱されず、ネットから引用する必要があります。
・前輪操舵の機構が組み込まれますが、ショックアブソーバーは組み込まれません。
基本仕様
使用部品数は約100コ、説明書は24ページです。
説明書の紙面は同梱されません。
ネットから引用となります。引用先は下記のとおりです。(2020年6月時点)
https://www.lego.com/cdn/product-assets/product.bi.additional.pdf/42101_X_Race%20Car.pdf
セットの対象の方
レゴ社推奨の対象年齢は7歳以上となっています。
メインモデルのバギー車同様、細かい部品が多いので、誤飲、組立時の跳ねなどに注意が必要です。
メインモデルのバギー車の分解します
レースカーを組み立てる前に、メインモデルのバギー車を組み立てていれば、バギー車の分解を始めます。
分解専用のツールを持っていれば、問題ありせんが、そうでないなら、ちょっとしたコツが必要です。
小さな軸を穴から分解する必要がありますが、道具を使わず指だけでは非常に難しいです。
そこで、他の軸を使って抜く方法をお薦めします。
長い軸を使うのが容易なので、一番長い9ポチサイズ(約7cm)がお薦めです。
この長い軸は組立の早い段階で使いますので、分解と組立を同時に進めているなら、
細かいところは先に分解したほうがよいです。
組立を開始します
最初から、軸・ペグ(釘)・ビーム(梁)など、テクニックシリーズらしい組立が進みます。
一般的なブロック玩具であれば、ブロックを積んでいくことが中心ですが、
テクニックシリーズの場合は、穴に差し込んでいくことが中心になります。
組立の途中から、動作ができるので、構造をよくみることができますね。
リンク構造による前輪操舵
前輪操舵の方法は、リンクを使った平行四辺形の変形で向きを変える構造です。
この変形は、運転席の後部に配置した歯車状ツマミを回転させることで操作できます。
運転席のハンドルは造形のみで、機構的には機能しません。
これらは、基本的にはメインモデルのバギー車と変わりません。
使わない部品はどんなものがあるか?
ショックアブソーバーは使いません。
メインモデルのバギー車は、後輪へ装着し、見事に実機を再現しました。
42101セットの最大の特長はショックアブソーバーの設定と思いますので、ちょっと残念ですね。
黄色のケーブルも使いません。
この部品もテクニックシリーズらしい部品です。
レースカーの実機に鋼管を使った機能構造物が無かったかな。
この部品は、無理に組み込む必要は無いとは思います。
組立時間
約20分ぐらいで完成です。
細かい作業はありますが、難しいところは、ありません。
穴へ差し込む際に、やや指先の力が必要な時があります。
完成品です
(シールは貼ってありません)
タイヤ表面形状や車高の高さから、オフロードのレースカーのイメージです。
運転席周辺
基本的な機能部品であるハンドル・座席などはキチンと再現しています。
座席にミニフィグを乗せることも可能ですが、ハンドル周りがきゅうくつですね。
後部周辺
スポイラーやV形エンジン雰囲気など、まあまあイケテる気がします。
ショックアブソーバーはありません。組み込む空間が難しかったかな。
後輪をよく見ると、ハブのキャップがありません。前輪だけあります。
どこに行ったか、探すと、後輪車軸中央に、使っています。
ここから外して、ハブにつける手もありそうですね。
全体的に
組立・完成車両ともやや物足りない気がします。
それから、自分はシールをなるべく貼らない主義なのですが、(部品流用上)
今回のレースカーではデザインが単調になってしまっているのでシールを貼った方が雰囲気が出ますね。。
後部ジャッキアップ機器
余った部品でのおまけ、です。
実際のレースでも、このような単純な機器が使われます。
完成品で遊ぶ時のちょっとした道具になりますね。
改造してみよう
部品総点数が100コ程度の手軽なので、公式組立のベースを生かしつつ、
自身でいろいろ改造して楽しむには、とても良いセットとも言えそうです。
ショックアブソーバーを組み込むことも、どうでしょうか。
まとめ
・総じてテクニックらしい組立となり、前輪操舵の再現を楽しむことができる。
・ショックアブソーバー使用していないなど、やや物足りない部分もある。
・手軽なセットなので、改造も楽しめそう。
メインモデルのバギー車の当サイト内レビューはこちらです。
よろしかったらご覧ください。
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